2017/10/07

ポイント1 チラシの目的

ポイント① チラシの目的は、理解されていますよね?
チラシ制作を依頼する際にもっとも重要なことは、依頼するあなた(クライアント)と依頼されるチラシ制作業者による、「宣伝したい内容の方向性と目的認識の一致」です。

目的の明確化

なぁなぁで制作を任せきりにしてしまうと、依頼する側も依頼される側も、なんとなくわかっているような……でも結局わかっていない(意思の疎通が完全ではない)
ちぐはぐな状態で進行してしまいます。そもそも目的が不明瞭なチラシは、手にしたお客様がどこを見ていいかわからず、何も響かず捨てられるだけでしょう。
仮に素晴らしい宣伝文句がつけられても、依頼するあなたの希望に沿っていなければ、反応があるとかないとか以前に、お客様に誤解を生じさせてしまう大問題にもなりかねません。
まずあなた自身で、チラシを新聞折込やポスティング、手配りなどで使ってどんな成果を望むのか、はっきりさせておきましょう。
繰り返しになりますが、チラシを制作するという事は、制作する目的が必ずあります。依頼主のあなたはわかっていて、業者には説明されたと思いますが、説明を聞いたはずの業者はきちんと理解していますか?
ちょっとチラシ制作の意図を確認しておきましょう。「依頼主のあなたはわかっている」と書きましたが、その目的にも間違いはありませんか?
目的を決める時の留意点

目的を決めるにあたり留意点が2つあります。1つは『程度』、もう1つは『対象』です。
まず『程度』の話ですが、その前に目的を分類してみましょう。チラシ制作の目的は、大きく3つに分ける事ができます。
お店や新サービス、新商品の「告知」 ⇒ 知名度アップ
商品の「販売」、サービスへの「申込」 ⇒ 売上増大
お店への「集客」 ⇒ 新規顧客獲得
お気づきかと思いますが、上記の3種類は、結局、商売繁盛を目指すものです。5段の階段で例えるなら、商売繁盛が5段目でチラシは1段目です。
目的の程度という点では、1段目を目指しましょう。
たった5段の階段であれば一気に飛び乗れそうだ、と思われましたか?一刻も早く、できるだけ手間と費用をかけず、5段目に行きたいお気持ちは理解できます。でも焦らないでください。
「急がば回れ」の言葉を念頭に、一段一段着実に上がる気持ちで考えましょう。
それはなぜでしょうか?なんとなく、まどろっこしいなぁと感じますか?
実は、一段一段着実に「程度」を上げていくことは、あなたのためではありません。お客様のためなのです。
あなたが1段ずつ上がると同時に、お客様にも1段ずつ上がっていただかなくてはなりません。
あなたのことを知らないお客様は、まだあなたに1円のお金を払う気持ちにもなっていません。
チラシに少しの興味を示した段階では、数万円、数十万円の買い物や申込みを促されても簡単にはその気になれません。(そして、そんな促し方をするのは、信頼関係を構築していく上でするべきではありません!)
チラシを手にした方は、あなたが想像している以上にチラシを見ていませんし、信用してはいまし、動いてくれません。
その点から考えても5段分を一気飛びするような、過剰で盛りだくさんの目的ではなく、必ず伝わって欲しい最初の一言を絞り、シンプルに伝えることが必要になってきます。
お客様のためと書きましたが、あくまでもあなたの商品やサービスを購入してくれるお客様になっていただくためですから、結局はあなたのためになるのです。
次に『対象』を考えていきましょう。
これは、チラシの起点ともいえる、「何を」伝えるかです。チラシ制作を依頼するあなたと依頼される制作業者で、この対象が一致していることが重要です。
例えば、あなたが新商品を開発して新たに販売していきたい意向があったとします。その時の対象は、なんでしょうか?「新商品そのもの」でしょうか?「あなた」や「お店(会社)」でもいいですね。
「開発の経緯」でもよさそうです。

肝心なことは、あなたと制作業者で対象が一致していることです。正解は、第3章「何を訴求のポイントにしますか?」でお伝えします。
目的を話し合うことは、チラシを制作しようと考えてから出来上がるまでの最初の、そして肝心な工程ですから、ここでズレるとすべてがズレてしまいます。
当然ながら期待する成果が望めないことは……容易に想像できますね。
冒頭で書いたことを思い出してください。予算をかけて作るチラシですから、当然無駄にはしたくないですよね。もっと言えば、成果(かけた予算以上の!)を確実に得たいものです。
特に「申込」また「集客」を目的にした場合は、数値目標を掲げて、達成しようとする気持ちでモチベーションを上げることも良いと思います。
ただ、数値目標の設定に素直に同意してくれるチラシ制作業者の存在はごくわずかです。(弊社でも成功報酬型広告のサービスを展開していますが、ご依頼を受託する条件は厳しくしています)
それでも数値目標を設定したい場合、例えば、数値目標値を反応率相場の0.03%にして抑える代わりに制作費をできるだけ安くし、目標値を超えたら追加の報酬を支払うなど、契約内容で工夫をすることは可能です。
どうぞ制作業者とざっくばらんに話し合ってみてください。
逆を言えば、こうした話し合いに応じず、制作業者側が協調姿勢を見せずに話をすすめていくようであれば、意思の疎通も無理と見極める決断力も必要になってくるでしょう。
まとめ
それでは、ポイント①の総括です。
業者があなたの目的を正しく理解してくれているか、『程度』と『対象』に間違いはないか確認しましょう。
では、どのように確認したらよいか? 話し合いの流れで、業者の様子はだいたい見えていると思いますが、「チラシの目的は、理解されていますよね?
あらためて説明してください」と業者に直接に質問をしてみましょう。
回答が、あなたが意図する回答と一致していれば、OKです!少しでも違和感があれば、再度すり合わせをしてください。
「チラシの目的は、理解されていますよね?」あなたもぶれない目的を持って最高のチラシ制作の一歩を踏み出しましょう!