2017/10/07

色味がわかるトラブル防止

アプリケーション間で色味がわかるトラブルを防ぎましょう。
印刷通販会社は、完全な原稿データで入稿されることを前提にしたビジネスモデルです。
DTPデザイナーに依頼せず自分で作成したい場合、印刷の基礎知識や制作用アプリケーションごとの注意事項も理解されていた方がよろしいでしょう。

アプリケーション間で色味がわかるトラブルを防ぐ
アプリケーションごとにカラー設定が統一していないと、同じ画像でもRGB画像をCMYKに変換したときに色味が大きく変わってしまうことがあります。
Adobe社のPhotoshop(フォトショップ)、Illustrator(イラストレーター)、InDesign(インデザイン)ではいくつかカラー設定が用意されています。
例えば、Illustrator9以降では、CMYKモードのファイルにRGB画像を「画像を埋め込み」したとき、EPS形式以外のRGB画像を配置し「配置した画像を含む」のチェックを入れて保存したときは、「カラー設定」を参照してCMYK変換が行われます。
オフセット印刷する際は、それ用のプロファイルである「プリプレス用-日本2」です。(Japan Color 2001 Coatedが組み込まれている)
Japan Colorは、日本の枚葉(カット紙)のオフセット印刷色標準規格で、かつ日本の印刷標準色のISO規格です。多くの印刷会社では、Japan Colorに準拠した仕上がりとなっています。
「Japan Color 2001 Coated」はコート紙をターゲットとしていますので、一番濃度の高いR0G0B0をCMYK変換するとC93M88Y89K80となり、4色の総和(インキの総容量)が350%となります。
乾燥に時間がかかるマットコート紙やケント紙、最高級上質紙などはインキの総容量が310%に抑えられた「Japan Color 2001 Uncoated」が良いでしょう。