2017/10/07

カラーモード

印刷会社への原稿データはCMYKカラーモードで制作するのが望ましいです。
印刷通販会社は、完全な原稿データで入稿されることを前提にしたビジネスモデルです。DTPデザイナーに依頼せず自分で作成したい場合、印刷の基礎知識や制作用アプリケーションごとの注意事項も理解されていた方がよろしいでしょう。

カラーモードには、RGBカラーモードとCMYKカラーモードがあります。インキはCMYKカラースペースに属すため、原稿データはCMYKカラーモードで制作した方が良いです。
R(レッド)G(グリーン)B(ブルーバイオレット)による色光の三原色は、色を混ぜれば混ぜるほど明度が上がり、白に近づくので加法混色と言われています。
対してシアン(Cyan)マゼンタ(Magenta)イエロー(Yellow)による色料の三原色は、混ぜれば混ぜるほど明度が下がり黒に近づくので減法混色と言われています。
プロセスカラー印刷では、黒の部分を引き締めるためにブラック(Black)を追加してCMYK の4色で最終的な色を表現しています。
自然界にある色(可視光線領域)のすべてを光やインキで表現することはできません。それぞれ限られた領域(カラースペース)の中の色しか扱うことができません。RGBカラースペースは、CMYKカラースペースよりも広いです。
CMYKカラー領域にない高彩度のRGBカラーを使用して作成した原稿データは、CMYKカラーに変換する際、その高彩度のRGBカラーはCMYKカラースペースで最も近い色に置き換えられてしまいます。これが、くすんでしまったように見える理由です。
グレースケールで印刷する場合、多くの印刷会社では、モノクロ印刷で注文しすべてのオブジェクトはグレースケールに変換します。
その変換によって、薄い色(特に黄色)は見えづらくなったり、パソコンの画面上で識別できていても変換によって色が同化してしまったり、違う色でも濃淡が似ていると変換後に区別できなくなったりしますので、注意が必要です